婆ちゃんが亡くなってから、「あの時もっとお金があったら婆ちゃんが元気な時にどこかへ連れていってあげられた」「お金があれば婆ちゃんをもっといい施設に入れてあげられた」等とひたすら過去への後悔と自分を責めました。
それから今までの何倍もお金への執着と“稼がなければ”という強い焦りとの戦いが始まりました。
お金への強い執着と早く稼がなければという焦りから、家族へ強く当たってしまうこともありました。今では申し訳なく思っています。
そんな中、奥さんは何一つ愚痴を言わず我慢強く耐えていてくれた事を心から感謝しています。
婆ちゃんの死から4年経った今は考え方も変わりメンタルがとても落ち着きました。
すぐにお金を稼げるようになるわけではないのに、稼げない自分に怒りを感じ家族にも当たってしまう事があった自分がよくここまで落ち着いたなと自分でも思います。
(奥さんもすごく変わったよねと言ってくれています。笑)
今思うとお金への執着と強い焦りがあった事に対しては後悔していません。
あの時期があったからこそ今の自分があり、こうして前向きに生きていられるのだと思います。
婆ちゃんの死は僕の人生の中で大きな分岐点でしたが、今こうして落ち着けた事も大きな分岐点です。
次回はこの2度目の大きな分岐点が何だったのかを書いていきます。